合同会社入谷のわき・A/T Harvest

Il y a Nowaki LLC.

BtoBのご相談はメールにて承ります。hello@nowaki.jp
商品のご購入はショッピングサイト
www.nowaki.tokyoで。

Kimonoketはリゾートでも着られる羽織です。
素材は今治でしか織れない、複雑で贅沢な織りと柄を駆使した「三色三重織りガーゼ」です。
この生地を織れる織機は、現在のところ今治に1台しかなく、生産量もごく限られています。
「三色三重織りガーゼ」の特徴は、

1)適度な保湿性と保温性、そして通気性のバランスがいいこと。
2)軽いこと。

3)吸水性が高いこと。

4)洗濯機で洗えること。

5)複雑な織りと文様の表現が可能なこと。
が上げられます。

◎標準小売価格について

WonderFLYクラウドファンディングでは、ANAのご支援があり、ほぼ原価である18,000円でリターンを設定いたしました。

標準小売価格は38,000円〜46,000円を試算しておりましたが、様々なコストダウンを行い、38,000円(税抜き)と決定いたしました。帯ストールは8,000円(税抜き)となります。

販売は自社サイト(nowaki.tokyo)の他数カ所を予定しております。

◎販売について
プレ生産は《麻の葉にダリア柄》《鷹の羽紋柄》《亀甲崩しに髑髏柄》の3種類で、

一般販売は、9月下旬に、上記3種類に《パクチーの花柄》を加えた4種類です。

(8/7日現在、プレ生産分を上記サイトで販売しておりますが、主にクラウドファンディングの支援者様へのリターン、予約販売分を生産したため、品薄となっています)

 

*入谷のわきロゴ及びKimonoketは当社の登録商標です

《麻の葉にダリア柄》

《鷹の羽紋柄》

《崩し亀甲に髑髏柄》

《パクチーの花柄》

Kimonoketの使い方

Kimonoketは機内や社内ではタオルケットとして使え、旅先では、部屋着にもビーチサイドにも着ていただける、ギミカルなローブとしてデザインされています。サイズはフリーサイズですが、着物のように衽(おくみ)をつけることで、贅沢な生地をたっぷりつかっていますので、ウエストまわりを気にせず着ていただけます。

帯として使える270cmの長さで特注した《帯ストール》もご用意しています。一般的なストールは180cm程ですが、270cmあると一重巻きにして、リボンに結ぶのにピッタリの長さです。帯ストールを使えばKimonoketをキモノ風に着ることができ、ショッピングやレストランでもご利用いただけます。リゾートは外は暖かいですが、建物の中は冷房が効きすぎていることが多ものです。そんなときに、Kimonoketの適度な保湿性と保温性があなたのお肌を守ります。

また、Kimonoketのその機能とデザインは、妊婦さんや授乳の際にもとてっも便利です。そして、病院やホームでの院内着としてもお勧めしております。

Kimonoketの紋紙デザイン

Kimonoketはジャガード織機で織る織物です。デザインを反物に表現するための、紋紙はデザイナーとメーカーの職人との緻密なやりとりによって実現します。上は初期の紋紙デザインで、どの色が表に着て模様を描き、その部分の織りは平織りか綾織りか変形織りなのかを指定しています。織り方によって、その部分の肌触りや強度、立体的な表情などが複雑に変化します。同時にひとつのラインで部分的に張力が変化して、全体のよじれに影響するなど様々なことを考慮する必要があります。

そして、三重ガーゼですので、表面に見える糸に下には、別の色の糸があり、その下にまた別の色の糸が存在します。中と裏の糸をどれにするかによって、色を微妙に変化させたり、裏側の柄も決定します。

紋紙デザインでピンク色になっている部分と水色の部分は同じ白糸で織る部分です。ピンクの部分は変形の綾織り。水色の部分は平織りの指定です。黄色のダリアの花が立体的なのは「無撚糸」という撚りをかけない特殊な糸を使っているためです。一般的な糸は捻って撚りかけて強度を出していますが、無撚糸はその捻りをしていないため、不規則な表情が生まれます。

紋紙デザインで、グレーの部分は「算木」と呼ばれる全色混合して組んで平織りにしました。全色を組んでいるので、ここだけは1枚の布になり固く締まった生地になっています。

《鷹の羽紋柄》は「川原へ鷹狩りへ出た将軍」をイメージしてデザインしています。鷹の羽紋は古くから武家に用いられる紋章で、江戸時代には鷹狩りで功績のあった武家や庶民にも与えられました。鷹の羽紋には、特殊な技術で絞り風の柄を表現しました。また部分的に白糸で「蚊帳霞み」を入れ色の濃淡を表現し、霞みの中にも雲の流れをデザインしています。

《亀甲崩しに髑髏(ドクロ)柄》は、映画に登場するちょっとクセのある侍が着る、柔らかな着物をイメージしています。そのため、表の茶色の表面は柔らかな織りにし、袖下には武士の正式な着物「熨斗目(のしめ)」をイメージして裏地の鰹縞(かつお縞)を切り替えて見せています。裏側は表と打って変わって、夜空にガイコツが舞う柄になっています。これも、もちろん1枚の生地です。

亀甲は縁起のいい模様として愛されています。それを割ったものが亀甲崩しです。亀の甲羅は古来占いの道具として用いられ、割れ方によって吉凶を占いました。ドクロは「不吉」ではなく、「飾らない自分」「本来の姿」そして「死に怯えて正義を曲げない」という意味があります。このドクロのモチーフは、新撰組隊長・近藤勇の奥様が、勇の道着に刺繍したものを用いています。

Kimonoketの取り扱いと洗濯

*Kimonoketは100%コットンのガーゼですので、引っかきや摩擦には弱いデリケートな素材です。ネコの爪立てには特にご注意ください。

*洗濯はご家庭の洗濯機でも洗うことができます。ネットに入れて「ソフトコース」など、優しいコースで選択ください。脱水は1分程度で。ガーゼは縮みやすい生地ですので、やさいく洗ってください。また、長い脱水はシワの原因になります。もしも、気になるシワがついてしまった場合はスチームアイロン掛を掛けてください。

ドライクリーニング及び乾燥機、漂白は避けてください。繊維破損の原因となります。

詳しくは付属の「キモノケットの取り扱い説明書」をご覧ください。

 

オリジナル柄のご注文、コラボレーションのご相談承ります。

Kimonoketはオリジナルの柄での生産が可能です。最低ロットは同色糸100着となっています。同色糸のロット中、柄は2柄まで可能です。詳しくはご相談ください。

 

販売先のご用命

Kimonoketのお取り扱い店を募集しております。詳しくはご相談ください。

 

hello@nowaki.jp