2019年8月3日〜29日 東京芸術大学美術館・11月2日〜12月15日
「円山応挙から近代京都画壇へ」展の図録内におさめました、応挙一門、四条派の居宅地図です。
当初は江戸初期から近代までをイメージして、タイムスリップ感のあるものに、と思いましたが、江戸初期から応挙の時代を中心になりました。材料には「洛中洛外屏風図会」の部分や「都名所図絵」などからリメイクし、応挙の家宅アトリエと四条通りは想像図としてオリジナルで描きました。
図録制作は求龍堂
特に、晩年の応挙の姿は、その為人を現すように好好爺に描いています。監修の先生には、残されている応挙の人物画と違うとも言われましたが、応挙の命への慈しみを表現したつもりでおります。